2025.12.04 【NCフライス盤カスタム開発検討事例】お客様のご要望に合わせたカスタマイズに対応します! 榎本工業 技術ニュース vol.101|榎本工業株式会社 今回は、木管楽器メーカー様よりご相談いただいた、外注していた小型部品の内製化のための設備検討事例についてご紹介いたします。 対象の部品は木管楽器に使用されるチューブコルクとジョイントコルクです。 お客様より、「難易度が高いため外注化していた加工を内製化したい」、「仕上げ加工は自社にて行っているが、作業者によって精度のバラツキが出てしまっていたので、誰でも簡単に加工ができるようにしたい」とのご相談がありました。 そこで榎本工業は、その二つの希望を叶えるため、小型NCフライス盤「CVN-1000」をベースに、コルク加工機の開発を検討しました。 開発検討事例 ・誰でも同じ品質で仕上げられるよう、操作をボタン一つでできるシンプルなものに。 プログラムにコルクの仕上がり寸法を入力し、砥石をセットしてスタートボタンを押すと、自動でコルクを加工するようなシステムを提案。 ・お客様から頂いた参考画像をもとに、CVN-1000に回転・送り・接触量を調整できる機構を追加。 ・参考画像 ・コルク加工の様子 (画像使用許諾済) ・構想図 CVN-1000 標準仕様 ・大型機を使わずに小物部品を加工でき、省スペース・省エネに貢献 ・加工精度や作業時間など、用途に合わせたカスタマイズが可能 ・主軸容量やストローク変更、クーラント対応、治具製作などにも柔軟に対応 ・寸法:W380 × D603 × H590 ・対応ワークサイズ:100 × 100 × 50mm 詳細はこちら!